こんにちは!個性化輝く働き方提案コーチのよしおかです。
みなさん、ワーケーションという言葉を聞いたことがありますか?
オフィス以外で仕事をするというイメージを持っている方もいらっしゃるかも知れませんが、実は「ワーケーション」の中には個性が輝く働き方を考えるヒントが詰まっています。
今回は社労士でもある私が考える「ワーケーションの魅力」と、これからの時代の働き方についてご紹介したいと思います。
ワーケーションとは

ワーケーションは2000年代にアメリカで生まれた仕事(work)と休暇(vacation)を組み合わせた造語で、職場ではなく旅行先や帰省先で仕事をするという新しい働き方です。
このワーケーションが注目される理由や、魅力、みなさんのこれからの仕事へどう活かしていくかなどご紹介していきたいと思います。
ワーケーションが注目される理由や魅力

日本でも2017年ごろから、ニュース等でワーケーションが紹介されるようになりました。
日本では周囲に対して休暇をとることの後ろめたさや、休暇明けに仕事がたまることの不安感などもあり、有給休暇の取得率や長期休暇の取得率が低い傾向にあります。
そんな中、ワーケーションでは旅先や帰省先でもリフレッシュしながら仕事を出来ることから、新しい働き方として注目されるようになってきました。
ワーケーションの最大の魅力としては、どこでも仕事ができるという点で長期休暇が取得しやすくなったということがあげられます。
長期で休みながらも休暇先で仕事をすることによって休暇明けに業務が溜まることなくスムーズに来るも進行することができますし、新しい環境でリフレッシュしながら仕事をすることもできます。
また出張に休暇を付けて、出張先で休暇を楽しみながら仕事をする「ブリージャー」という働き方を導入している企業もあり、ワーケーションの働き方は広がりを見せています。
私のワーケーションのやり方

私は2016年頃からワーケーションのやり方を取り入れて仕事をしています。
私は普段は神戸を拠点に活動をしていますが、毎年11月初旬に1週間ほど沖縄や福岡を旅をしながら仕事をしています。
沖縄では先輩コーチのストレングスファインダーセミナーにサポートとして入ったり、福岡では福岡在住のストレングスコーチ仲間と一緒にワークショップを開催したりしています。また今年のワーケーションでは福岡から山口に移動し、企業研修の講師もさせていただきました。
私は初めての土地に行った際に、まずその土地の大きな神社に参拝するようにしており、そうすることでその土地と繋がり、安心感をもって仕事をすることができるようになると感じています。
毎回ワーケーションの際は、セミナーやワークショップ以外の時間は神社に参拝したり、その土地の風土や気候、食べ物を楽しんだり、その土地の方々と交流や情報交換をしたりということを楽しんで過ごしています。
ワーケーションをしてみてよかったこと
ワーケーションをして感じたことは、普段仕事をしている事務所から離れてまったく違う環境に身をおくことで仕事の質が上がったということです。
例えば、綺麗に整頓されたホテルの部屋、整ったベッド、無駄なものが何一つないという空間で仕事をしていると、普段の仕事を客観的に見ることができるのです。
「もしかしたらこの仕事ってもっと簡素化できるんじゃないかな?」
「この業務自体そもそもいらなくないかな?」
「この業務は時間をかける必要がないから、アウトソーシングした方がいいかもしれない!」
そのように普段の仕事の見直しができます。メリハリをつけて仕事をすることで、旅先で業務を滞らせることもなく、ワークもバケーションも両方しっかり楽しみ、神戸に戻ってからの仕事の活力にもなっています。
ワーケーションとストレングスファインダーの関係
『社交性』
私はストレングスファインダー6番目に「社交性」の資質を持っています。
「社交性」の資質は初めて会う人と「仲良くなりたい、関係性を持ちたい」資質で、また人との関係性を持つのもとても得意な資質です。
ワーケーションでは初めて土地に行き、いろんな人と新しい情報を交換をしながら交流するということは「社交性」の資質が大喜びすることです!
『個別化』
私は「個別化」という資質もトップに持っていますが、その土地土地で現地の食べ物や文化や風土を食べたり見たり体感するのも、土地の個性を感じまたとても楽しく幸せを感じることです。
『運命思考』
ワーケーションの際には、その土地の神社に参拝にいくということをご紹介しましたが、これは運命思考がとても喜んでいることです。
「いまこの土地に自分が立っている繋がり」
「何かのご縁でここに引き寄せられた運命」
を感じ、パワーを頂いているイメージがもて、とても元気がでますよ!
その他にも自分の上位の資質を使って、ワーケーションの楽しみ方を作ることもできそうですね。
これからの働き方のヒントを見つけるワーケーション
現在は大企業が先行してワーケーションを取り入れ始めたところで、ワーケーション自体はまだ一般的ではないようです。
しかし、これからこのように場所を変えた働き方やノマドワーカーを会社が承認していく流れになっていくことでしょうし、近い未来「1社に雇われて働く以外の働き方」も選択しながら、自分の好きで得意なことを仕事にしていく時代が必ずやってくるでしょう。
その時、必ず必要になってくることが「視点を広げる」ということ。
私はそのヒントが「ワーケーション」に散りばめられていると考えています。新しい土地での交流や情報交換がその「視点を広げる」ことに直結するのです。
例えば、全国を旅しながら暮らしているご夫婦が先日テレビ番組で紹介されていました。
お二人はロッククライミングがお好きなご夫婦で、高所での作業は得意だそうです。お二人は全国を旅する中で、数十年前にアマチュア無線にはまった方々が、現在老朽化したアンテナを外せなくて困っていることを知り、その老朽化したアンテナを外すことをお仕事にして、ワーケーションをしていました。
つまり、旅をする中で自分たちが好きで得意な「高所での作業」が、誰かの役にたつという「視点」を得て、それを仕事にしているということだったのです。
このようにワーケーションをする中で、新たな出会いや情報交換をすることによって「自分が得意で好きなこと」を必要としてくれる人がいて、それが仕事になるということに気づくきっかけになるのです。
まずは、出張がある際に休暇をつけてその土地での交流を楽しんだり、いつもとは違った場所で仕事をしてみるなど、自分ができそうなところから「ワーケーション」を取りいれて、これからの働き方への視点を広げることを意識してみるのはいかがでしょうか。
今日もあなたらしいストレングスライフを(^^♪
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