適応性とは
ストレングスファインダー®の34資質の中で、未来素行・原点思考・適応性は、時間軸に関係する資質です。
未来志向は、文字通り未来。原点思考は過去、そして適応性は”今””現在”です。
今日は「適応性」についてご紹介します。
適応性の資質は、「今、起きたこと、起こりそうなことに反応する才能」です。
今ここで起こっていることに集中し、流れに身を任せることを好みます。
今起こったことに“川の流れに身を任せる”よう柔軟に対処できるのが強みな一方で
、その場その場の対応をするために周りからは「行き当たりばったりすぎる」と非難されてしまうこともあります。
会社組織や、様々な場面で「目標を決める」ことが多いのですが、適応性の方は目標をがっちり定めることができず、周りに気後れする方がとても多いです。
けれど、適応性の方は「なんとな~くこんな風にいけばいいかな~」というイメージを持っておくだけで十分で、それでこそ強みが生きるんです。
選べる自由さを持っておくことが大切な資質です。
うちの夫の適応性エピソード
うちの夫のエピソードを紹介しましょう。
うちの夫はTOP5に適応性があります。しかもポジティブもあるもんだから、基本的に「そのときになれば、なんとかなるんじゃな~い?」と超!楽観的な人です。
(ポジティブ上位の方、お気を悪くせずに、それが才能ですから)
私が、「最上志向×目標志向」を使って、2週間後の週末のレジャーの予定をがっちり固めようとすると、あまり嬉しくないようです。
しかもそれが、夫が前から行きたかったような場所に遊びに行くような予定でも…。
夫にすれば「そのときにならないと実際に行けるかはわからない。仕事が入るかもしれないし、天気が悪いかもしれないし…」という感覚のようなのです。
でも、その予定の数日前になると、行先で立ち寄るところを急に調べたりして、ウキウキし始めます。
(夫)「天気もよさそうだし、ここにも寄ってみよう!」
なんて提案してくる…。
ん? なんで?? そんな嬉しそうでもなかったのに…。
ですが、ここが適応性なんですよね。
適応性は、先の目標をガッチリ決めるのはあまり好きじゃない。
直近の出来事に反応して対応していくのが好きで、予定外の出来事が起きるとむしろワクワクしたりします。
適応性が上位にある人は、会社で「来年の目標を決めて」と上司から言われても、ぜんぜん決める気にならない。「目標を決めるのが苦手」という人が実際に多いです。
結婚当初は、そんな夫に「その時にならないと動かないんだから!!」と怒りをぶつけることもありましたが、今は夫の適応性を理解しているので、怒ることは少なくなりました。
(…なくなりました、とは言えない。いまでもたまに「詰めが甘いんだよ!」と最上志向が爆発してるときがあります…。)
適応性の「究極の強さ」
私は、適応性という資質は、34資質の中で究極の”強さ”を持っている資質だと思っています。 例えて言うなら”柳の木”のような強さです。
しなやかに風にまかせて揺れている、台風が来れば風に吹かれっぱなしだけど、過ぎ去った後は、台風が来る前と変わらない姿でそこに立っている。
そんな柔軟性のある強さです。
いま、先の見えない世の中で、この資質が大活躍するときがきていると思っています。
VIVA!適応性!!
適当性、なんて言われちゃう時があるかもしれないけど、適当にしてるわけじゃない、「そのときになれば適応できる」究極の強さを持った才能なんです。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、今日もあなたらしいストレングスライフを(^^♪
うんうん、なるほどね。
と思いました。